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電気の日本と世界の違い
こんにちは!
みなさんは一般的に使用されている電圧が国によって違うということをご存知でしょうか?
日本の電圧は100Vですが、この100Vというのは世界1低い電圧です。
下記に諸外国(一部)の電圧をまとめてみました。
100V 日本・北朝鮮
110V 台湾
120V アメリカ・カナダ
127V メキシコ
220V タイ・フランス・トルコ・韓国・中国・イタリア・インドネシア・ドイツ
230V シンガポール・スペイン
240V イギリス・マレーシア・オーストラリア
この表を見ると日本よりも電圧が高い国が世界の大半を占め、日本はかなり低い電圧だということが分かります。
それでは、なぜ日本では電圧が100Vと決められたのでしょうか?
その答えは事故防止の為や安全性を重視したから、だそうです。
電圧が低ければ誤って感電した際に人体への衝撃がより少ないということで、事故防止や安全面の観点から日本では100Vの電圧が
使われるようになったそうです。
おまけ!
次に日本の周波数について調べてみると世界各国が50Hzか60Hzのどちらかを採用していますが、
日本は一つの国で周波数が二つ混在しています。
皆さんも一度はこの周波数の違いを目にする機会があったかもしれませんが、日本では50Hzと60Hzに分かれています。
諸外国では下記のように周波数が分かれています。
50Hz:中国・オーストラリア・イギリス・ドイツ・ロシア・アルゼンチン
60Hz:韓国・アメリカ・ブラジル
しかし日本の場合、明治時代に東京電力の前身の会社がドイツ製の50Hzの発電機を導入、
そして関西電力の前身の会社がアメリカ製の60Hzの発電機を導入したのがきっかけとなり、
富士川より東日本が50Hz、西日本が60Hzとなったそうです。