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コンセントの火災リスクを減らすためにできること
こんにちは!ESMシステムの石黒です。
こちらの写真をご覧ください。
先日、お客様からコンセントが焦げたという報告をいただきコンセント交換工事に参りました。
その際の写真です。
こちらの原因は、1500Wの延長コードに900Wの家電を2つ接続したことによる
許容電力オーバーでの発火でした。
私はこの会社に勤めて初めて焦げたコンセントを見たので、かなり驚きました。
コンセントの火災は非常に危険なものであり家屋や家財道具を失うだけでなく、人命にも危険を及ぼすことがあります。
しかし、正しい知識と対策を取ることでそのリスクを大幅に減らすことができます。
この記事では、コンセントの火災リスクを減らすためにできることを紹介しています。
ぜひ、ご自宅や職場での安全確保のために、この記事を参考にしてください!
コンセント火災のリスクを減らすために知っておいてもらいたいことが5つあります。
①コンセントの火災リスクを理解する
—コンセント火災の原因とリスク
コンセント火災の主な原因は、過負荷やショートなどの電気的な問題です。
また、コンセント周りの不適切な環境や、使用中の家電製品による過熱などもリスク要因となります。
コンセント火災は、火災の発生源の中でも特に危険であり、煙や火花が飛び散ることで周辺に火災を引き起こすこともあります。
そのため、コンセント周りの管理と正しい使用が重要となります。
—事例を通じて見るコンセント火災の危険性
コンセント火災の実際の事例を見ることで、その危険性を実感することができます。
例えば、パソコンのACアダプターが原因で発生した火災や、コンセント周りの不適切な配線が原因で発生した火災などが報告されています。
これらの事例からコンセント周りの管理や正しい使用の重要性が浮き彫りとなります。
②コンセントの正しい使い方を学ぶ
—コンセントの基礎知識
コンセントの基礎知識として、まずは規格や種類について理解することが重要です。
日本で一般的に使用されているのは、2極・2極接地・3極接地の3種類のコンセントです。
また、コンセントには電流値や電圧値などの規格が設定されており、それに応じた使用が必要となります。
— コンセントの使い方で避けるべきNGポイント
コンセントの使い方で避けるべきNGポイントとして、まずは過負荷を避けることが挙げられます。
多くの家電製品は消費電力が設定されており、その値を超えた場合には過負荷となり、火災の原因になることがあります。
また、コンセント周りの環境を整えることも重要で、
配線が乱雑だったり、複数のタップをつなげたりすることで、ショートなどが発生しやすくなることがあります。
③安全対策を講じる
—火災保険の加入
コンセント火災に備えるためには、火災保険の加入が有効です。
火災保険には、住宅用火災保険や家財保険などがあり、火災による損害をカバーすることができます。
ただし、火災保険には補償範囲や条件などがありますので、契約前に必ず確認しましょう。
—電気工事を専門家に依頼する
コンセント周りの点検やメンテナンスを自己判断で行うことは危険が伴います。
コンセント周りの配線や接続部分の修理や交換など、専門的な知識や技術が必要な場合は、必ず電気工事の専門家に依頼しましょう。
専門家に依頼することで、コンセント周りの問題を適切に解決しコンセント火災を防ぐことができます。
④コンセント周りの環境を整える
— コンセント周りの片付けと整理
コンセント周りの改善も、コンセント火災を防ぐためには重要です。
配線を整えることや、タップの数を減らすことなど、改善策は様々あります。
また、コンセントにはスイッチ付きのものもありますので、
使用しないときにはスイッチを切ることも忘れずに行いましょう。
⑤日常のチェックとメンテナンスを怠らない
— 定期的な点検とメンテナンスの重要性
コンセント周りの定期的な点検とメンテナンスは、コンセント火災を防ぐために欠かせません。
定期的な点検では、コンセントや配線、接続部分の異常を早期に発見し、適切な措置を取ることができます。
また、コンセント周りのメンテナンスでは、コンセントや配線の汚れを取り除き、接触不良を防ぐことができます。
定期的な点検とメンテナンスを行うことで、コンセント火災を未然に防ぎ、安全な暮らしを送ることができます。
— 火災発生時の対応策と緊急連絡先
もしもコンセント火災が発生した場合は、落ち着いて対応することが重要です。
まずは、火元を確認し、速やかに消火器や水で消火を試みます。
ただし、消火器での消火が困難な場合は、すぐに避難し、119番に通報しましょう。
また、コンセント火災は、その原因が電気関係であるため火災発生後に電気を使用しないように注意しましょう。
緊急連絡先は火災発生時に速やかに通報するために必要です。
119番は、火災発生時には必ず通報する必要があります。
また、近隣の消防署や警察署、市役所なども緊急時の連絡先として覚えておくと安心です。
コンセント火災を未然に防ぐことができるように、定期的な点検とメンテナンスを行い、火災発生時には冷静に対応しましょう!
この記事を通じて、コンセントの火災リスクを知って頂ければ幸いです!ぜひ、日々の生活で活用し、火災リスクを低減させるために役立ててください。